糖質や脂質の代謝を助ける役割を担っています。幅広く食品に含まれているため、不足することはほとんどありません。

クロム

クロムは1797年に発見されました。糖質や脂質の代謝を補助する役割を担っているため、代謝のミネラルと呼ばれています。クロムには人工的に作られた六価クロムや、自然界に存在し、食品などに含まれる三価クロムなどがあります。六価クロムは毒性が強いため人体にも悪影響を及ぼし、また、土壌汚染などで問題になりますが、三価クロムは毒性がほとんどありません。クロムは超微量元素の必須ミネラルで、糖分を分解する酵素のインスリンの分泌がおもわしくない場合、インスリンのはたらきをよくして糖尿病を予防したり、中性脂肪やコレステロール値を改善する効果があります。また、動脈硬化などの生活習慣病の予防にも役立っています。高血圧、疲れやすい、糖尿病・動脈硬化を予防したい、コレステロール値を下げたい、などの方は積極的な摂取を心がけると良いでしょう。
クロムが不足すると血糖値が下がりにくくなって糖尿病になったり、高血圧や疲れやすくなります。子供の場合や発育障害などの危険が生じる場合があるので、注意が必要になります。
クロムは野菜、肉、魚、卵など、幅広い食材に含まれているため、一般的な食生活を送る上では、不足する心配はありません。しかし、加工食品ばかりを摂取している場合、クロムの含有量が少量になってしまう場合があるので、注意が必要になります。