ビタミンB12を構成するミネラルです。摂取することにより、悪性の貧血を予防し、体のバイオリズムを整える作用があります。

コバルト

コバルトは1737年にスウェーデンのブラントによって発見され、1737年に実験により新しい金属であることが証明されました。コバルトは単体で作用するのではなく、ビタミンB12を構成するミネラルで、骨髄での血液を作る作用に必要不可欠です。体内に広く存在していて、赤血球の核酸の生成に関わる働きをすることによって、悪性の貧血を防ぎ、バイオリズムを整えると共に、神経のはたらきを活発化させる作用もあります。また、鉄より酸化されにくい性質を持ち、酸やアルカリにも強い性質も持ち合わせています。悪性貧血を予防したい、神経の働きを正常に保ちたい、という方は積極的な摂取を心がけると良いでしょう。
コバルトが不足すると貧血や筋肉の萎縮が起こる危険性が高まります。また、消化不良になる、イライラする、などの症状が出る場合があるので、注意が必要です。一方、コバルトの過剰摂取による中毒症状は特にありません。
コバルトはビタミンB12を合成する作用はありません。従って、ビタミンB12を摂取することによってコバルトの摂取もできることになります。コバルトは肉類、魚貝類、レバー、チーズなど、動物性たんぱく質に多く含まれています。1日あたりの推奨栄養所要量は特に定められてはいませんが、一般的な食生活を送る上で不足することはありません。しかし、ベジタリアンの方は不足しやすいので、積極的な摂取を心がけるように注意したほうが良いでしょう。