食物を消化するのを助けたり、新陳代謝を活発にさせるはたらきがあります。通常の食生活を送る上で不足はしません。

塩素

塩素は1774年に発見されました。日本語名の塩素は、食塩の主成分だったことから付けられました。塩素はプールの消毒薬や、水道水の殺菌や、漂白剤などに含まれているため、体内には必要のないイメージですが、実際には成人の体内に約150g存在し、必須ミネラルになります。食物が胃にたどり着いたとき、たんぱく質の消化を行うときにペプシン酵素を活性化させるはたらきがあります。また、胃の中のペーハー値を整え、すい臓のすい液の分泌を促進するはたらきもあります。食欲不振、胃の調子が悪い、新陳代謝を活発にしたい、などの方は積極的な摂取を心がけると良いでしょう。
塩素が不足すると胃液の酸度が下がることにより、消化不良や食欲の低下を招きます。また、毛髪や歯が抜け落ちる場合もあります。しかし、食塩に多く含まれているので、一般的な食生活を送る上で、塩素が不足するということはまずありえないので、心配する必要はありません。また、過剰に摂取したとしても、汗や尿で体外に排出されるため、体内に蓄積される恐れはありません。
塩素は食塩に含まれているので、通常の食生活をきちんとバランスよく送ることが大切になります。ただし、食塩を多量に摂取し過ぎると高血圧など、生活習慣病を招く恐れがあるので注意が必要です。これは、食塩が塩素とナトリウムからできているためです。塩素の大量摂取より、ナトリウムの大量摂取は注意が必要です。